イギリスの蛇口


なぜセパレート?
イギリスでは、基本的に、蛇口はお湯と水がセパレートになっています。一番驚いたのは勿論お風呂ですが、キッチンの流しも、洗面台も、公共トイレの手洗い場のシンクも、み〜んなみごとにセパレートです。
では、日本みたいに、お湯の温度自体を調節して、お湯の蛇口だけを使えばいいのではないか?と思われるかもしれませんが、イギリスでは、お湯の温度の調節ができないので、赤い蛇口からは、常に超アツアツ"熱湯"が出てくるのです。

例えばキッチン
sink イギリスのキッチンがいかに使いづらいか。
キッチンの換気の悪さに加えて、流しの蛇口がセパレートというのは、本当に使えません。ちなみに、どの家を見ても、どんなに大きなキッチンがあっても、シンク自体、30cm×40cm四方しかなく、とても小さい。フライパンが斜めにしか入らない大きさです。さらに、蛇口が低い。洗いものをする時は、シンクやら蛇口やら、あちこちに鍋をガンガンぶつけながら洗うことになり、本当に苦労します。
洗いものは、お湯で洗うと水の切れがよいので、個人的にお湯で洗い流したいのですが、お湯の蛇口からは先程述べたように熱湯が出てくるので、ゴム手袋をして、必死で洗っています。(ゴム手袋をしていても、もちろん熱いです。熱湯ですから・・・)

では、なぜイギリスの台所のシンクはセパレートでOKなのか。これには驚くべき理由があります。

***** イギリス式食器の洗い方 *****

  1. シンクに水(お湯)を溜める。
  2. 食器洗剤をそこへ大量に入れる。
  3. その中で食器を洗う。鍋も全部。
  4. キレイな水で洗い流すことなく、そのまま拭く。
よって、基本的に"溜めて使う"ため、蛇口はセパレートでも構わないわけです。
そして、泡がついたまま拭くだけというのは・・・洗剤を表面に塗った食器で食事をするようなもので、びっくりしました。でも、食器洗剤のコマーシャルでも、洗剤で洗ったアワアワの食器を、そのまま乾かす映像があり、一部のイギリス人がやってることじゃなくて、こうゆう文化なんだな、とムリヤリ納得しています。

例えば洗面所
洗面所のシンクも、もちろんセパレートなので、お湯で顔を洗う時は、お湯と水を同時に出して、交互にすくうか、シンクに溜めるしかありません。これも、気をつけないと、お湯は熱湯なので、火傷しそうになります。
もっと理解に苦しむのは、公共トイレの洗面台の蛇口もお湯と水セパレートになっていること。基本的には手を洗うためだと思うので、トイレの洗面台のシンクに水を溜めて何かする人もいないだろうし、かといってお湯の蛇口からは熱湯が出てくるし、あのお湯の蛇口の使い道は・・・??ナゾです。

例えばお風呂
最初の頃、日本に住んでいた時のくせで、ついつい、お湯の蛇口だけをひねってお風呂のお湯を溜めてしまうことがありました。
先にお風呂を済ませたダンナに

「次お湯溜めといたからもう入れるよ〜」

と言われ、"気が利くぅ〜"と思って、「じゃぁ冷めないうちに」と、すぐにお風呂場に行って、いつもの調子で体重を思いっきり乗せて足を湯ぶねに入れた瞬間に、

「あぁぁぁぁっ ちぃ〜〜!!」

実は熱湯なのですが、見た目ではよく分からないため、同じことが3回ほどありました(笑)心臓の寿命が縮まったな・・・と思う瞬間でした。
(勿論ダンナに悪気はない。と信じます。)


*** わかったこと ***
お湯と水の蛇口をセパレートにしておく利点はないと思うのは私だけでしょうか・・・ただ単にコストがかからないからなののでしょうか・・・

イギリスは不思議の国です。

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