イギリスのサービス業

よく友達に言われます。

「イギリスって紳士淑女の国なんでしょ?」

確かに、おじいさんは99%"ジェントルマン"です。本当にやさしい。お婆さんもそうですね。若い男の子も、例え尖った格好をしていても、お年寄りや女の人にやさしかったりして、感心します。
でも、「イギリス人の気性はイギリスのお天気のように変わりやすい」という話もよく聞きますが、これも満更間違っていないように思います。ちなみにイギリスのお天気といえば、一日のうちに晴れたり雨が降ったり曇ったり、本当に変わりやすく過ごしにくい。
では、お店の店員さんはどうでしょう。店員の感じがいいと思うのは、パブやレストランくらいでしょう。実は、イギリスへ来て、日本のサービスの良さを痛感しました。日本では「お客様は神様」ですが、イギリスでそれを感じることはありません。
サービス業に限らず、ビジネスはお客様ありきだと思うのですが、そうゆう基本的な考え方が日本とイギリスでは違うのでしょうか。。。

マクドナルドの0円スマイル?
妹が大学生の頃、マクドナルドでバイトを(もちろん日本で)していましたが、アメリカ本社のマニュアル通りに、かなり厳しく教育されたと聞いています。CMでアピールしている「0円スマイル」も有名ですよね。時々オーダーの際に、「0円スマイルください」と本当に注文するオタッキーな人もいるくらいなのだそうです。
ところが、イギリスのマクドナルドの店員は本当にみんな無愛想でびっくり。面倒くさそうに、しかも

「あたしは "売ってあげてる" の」

とでも言わんばかりの態度。0円スマイルはどこへ・・・?

BOSSYなバスの運転手
バスの運転手は、無愛想で意地悪でいばっている人が多いことに気が付きました。インド人の場合もあれば、イギリス人の場合もあります。労働者階級の人たちだから(イギリスは未だに階級社会です)仕方ないのかもしれませんが、それでも、なんでそこまでお客様に対して偉そうにできるのか・・・理解しがたいものがあります。例をあげればきりが無く、怒りがぶり返してくるのでやめておきます。

客を待たせても大丈夫。平気平気。
例えばスーパーで。だいたい、イギリス人の買い物の量は半端ではなく(いったいこの人何人家族なんだ?と思ってしまう)、いつもレジは長蛇の列なのですが、それでも、レジ係はのんびりマイペースでレジをこなしていきます。
驚くのは、レジで値段が分からない商品が見つかった時。日本だったら、 「少々お待ちください」と、急いで値段を確認して、お客様を待たせない努力をすると思うのですが、イギリスではそんなことはお構いなし。ブザーを押して、ひたすら「価格確認係」のような人が来るのを待ち続けます。時には待っても待っても来ないことも・・・でも、

「来ないわねぇ〜あはは」

なんて言いながら、ブザーを押して待ち続けます。自分の後ろに並んでいる人のことを考えると、思わず「私が見て来ましょうか?」と言いたくなるところですが、ノンノン。ここはイギリス。一緒に

「そうねぇ〜あはは」

と待っているのが正解。後ろの人に気を使う必要もないということです。
とはいえ、私は日本で育った生粋の日本人(?)こうゆう気持ちの切り替えは最初はなかなか難しかったのですが、日本みたいにセコセコしてなくていいなぁと思った部分でもありました。
ある意味、イギリスのいい所?

*** わかったこと ***
イギリスでは特に「お客様は神様」ではない

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